2023-11-20 | 大会
朝4時起床
足の調子を確認し、若干痛むがハーフ位は大丈夫だろうと思いつつ食事。
走る準備はテーピングからですが、今回は腸脛靭帯炎(右足)のテーピング(75mm幅のテープで腰から膝まで外側をカバー)、両膝、両足首をテーピングで固めて「いつもより多めに巻いております!!(染之助・染太郎風)」、CW-Xを履いて完了、名実共に「ぽんこつランナー」出来上がりです。
そんな姿を見ていた家族から帰宅後に聞いた話ですが「今回は途中棄権で帰ってくるだろう」と思っていたそうです。
実は、私も「ハーフ走れたらいいや」位の気持で参加しました。
6時の電車で会場のJR三ノ宮まで約1時間の小旅行気分です。
大阪駅からは座れる各駅停車で向かうので、今回も絶対座って行くぞと心に誓い、空いた電車で7時過ぎにJR三ノ宮に無事到着。
今回は、第2ウエーブでHゾーンからのスタートです。
とりあえずキロ7分ペースで様子を見て、足が大丈夫そうだったらキロ6分まで上げる予定でスタートしました。
最初の1km後は混雑もありキロ7分30秒位でしたが、2kmから5kmまではキロ7分で走れたのですが、6kmあたりから右足に若干の痛みがありキロ7分30秒に落として14km辺りではキロ8分まで落としました。
しかし、15㎞からは痛みがひどくなり “痛くなったら歩き、痛みが引いたら走る” を繰り返しながら何とか舞子公園(17.6km)の関門閉鎖2分前に通過し2度目のトイレへ(1度目のトイレは5km辺りでした)。
トイレからコースに戻ると既に関門は閉鎖されており、多くのランナーさんの羨望の眼差し(?)を背中に受けながら次の関門へ走る。
関門直後のスタッフの方に「私が最後尾ですか?」とお聞きしたところ「最後尾から4番目です」ということで、何とかハーフまで行きたいという気持で走り出しました。
しかし、次の関門(舞子駅)まではキロ8分31秒で走らないと間に合わないので、何とかキロ8分で「もう少し走らせてください。お願いします。」と何度もつぶやき&泣きながら走り、関門閉鎖2分前に舞子駅を何とか通過しました。
その後は、キロ9分で関門は通過できるので「もしかしたら、完走できるんじゃね?」と若干笑顔で “痛くなったら歩き、痛みが引いたら走る” を繰り返しながら3~5分程度の時間を残し関門通過できてたのですが、31km辺りから右足の痛みがひどくなり、走れる頻度も減り「ゴールさせてください。お願いします。」と何度もつぶやき&泣きながら走ってました。(めっちゃ怪しいおっさんランナーです)
歩くのも辛くなってきた32km付近で、最終手段をウエストポーチから(たらららったら~)「ロキソニン プレミアム」!!
服用後25分位で、何ということでしょう~足が動くではありませんか。(TAKUMI/松谷卓)
34km付近からは、”痛くなったら歩き、痛みが引いたら走る” を繰り返し、36km付近ではスピードもキロ8分台に戻せました。
ゴールできる安心感でお腹が空いているのを思い出し、40km付近のエイドでスタッフの方と笑顔で会話しながら「ぼんち揚げ」「ミニチョコパン」などをいただき給食を満喫させていただきました。
最後の神戸大橋もキロ8分台で走り切り、過去一番苦しかったフルマラソン(6時間25分)を完走できました。
沿道で声援いただいたスタッフの皆様、神戸市民(?)の皆様、本当に力になりました。
給水・誘導などでお世話になったスタッフの皆様。
完走出来るとは思っていなかったので感謝しかないです。
お陰様で今回も無事ゴールできました。
本当にありがとうございました。