とりあえずは右利きへの矯正を回避した話

  • カテゴリイメージ 小ネタ

2024.07.02

前回のつぶやきで”私は左利きのまま育った”と書いているのですが…
昭和生まれの私、幼少の頃はまだまだ「左利き」→「右利き」に矯正する風潮も根強く残っていました。
私の場合、特に父方の祖母が「右利きに直さねば!」感が強かった人でした。

  

では、なぜ矯正されなかったのか?
これには、主な理由が2つありまして。

  

●ひとつめの理由:性格まで変わる!?
母の姉、私からすると「伯母」ですね。
伯母さんは幼少の頃から親に厳しく右利きへ矯正されていたそうです。
強制的にされるもんだから明るい性格だったのに、塞ぎ込むようになり性格が変わってしまったように感じたそうです。

  

●ふたつめの理由:Dr.STOPをかけられる!?
かかりつけのお医者さんに、
『無理に「右利き」へ矯正すると言語障害が起きるかもしれないよ』と言われたこと。
それでなくても、もう症状出てる?と思うほどに周りと比べて言葉が遅かったらしい。

  

以上の理由で、私は右利きへ矯正されることなく「左利き」のまま育てられたというワケです。
(が、しかしそんなぬるま湯に浸かったままではいかなかったのですけどね…。そのお話はまた後日。)

  

  

一旦、伯母さまの話に戻しまして。
伯母さんのことは教えてもらわなかったら左利きとは思えないくらい右手を使いこなせていたから、初めて聞いたときは本当に驚きました!
とても苦労したと思うし、努力したんだろうと思います…(おばちゃんすごい!涙)
なんやかんや私も矯正経験しましたので、大変さ知りました。

  

今では、左利きが単なるクセなどではなく、実は右利きとは脳の使い方から異なっているということがわかり、『左利き』は尊重するべき個性と言えると思います。
しかも「右利きへの矯正は子どもの成長に悪影響を及ぼす」という研究結果が確認されているそうですし、無理に矯正することは少なくなってきているのではと思います。

だからでしょうか、
昨今、外食などすると左利きの人もまぁまぁ見掛けるようになったかなぁと感じます。
とは言うものの、自分の周りでは「左利き」はあまり居ないような…
現在、社内でも左利きは一人だし、自分の近しい所の親戚筋ではその伯母さまと親友に一人しかいません。(もう少し範囲を広げてみれば左利きさんはおられると思いますけどね。)

  

そこでちょっと気になったのが左利きと右利きの比率!
次回は、「左利きと右利きの比率」を調べてみようと思います。

  

  

Bird
オーナーイメージ

この部屋の中の人

INOUE

Webデザイナー

「左利き」をテーマに
配信していこうと思う今日この頃

年月別で探す
カテゴリー
アーカイブ